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強みの源泉『こだわりと誇り』と社会的存在意義

知恵のバトン
2021.11.09

最近、自社の「こだわりと誇り」をお持ちで気持ちの入った話をされる、ある企業の社長様に会いました。聞くにつれ引き込まれて印象に残る話でした。こだわりと誇りはまだ確固たる自信とまでには至っていないようでしたが、裏打ちされた思いと内に秘めた熱意を感じることができ、純粋に応援したい気持ちとなり、一ファンとなりました。欲を言えば、私の心を揺さぶる、心を動かすより力強いメッセージがあれば、私はファンに留まらず、インフルエンサーとして知人や周囲へ自然と拡散していくことになるだろうと感じました。

 

ここで一つ、この次の展開では大きな2つのポイントがあると思います。つは、その「こだわりや誇り」を確固たる形として事業や商品サービスにより反映させ、人の心を惹きつけるものに突きつめ高めていくこと。もう一つは、それを正しく分かりやすく多くの人に伝えていくことで理解者やファンを増やしていくことの2つの方向です。この2つは車の両輪として欠かせないものでもありますが、基軸は前者になります。前者の「こだわりと誇り」ある事業の力があれば後者が例え疎かであっても、車はゆっくりでも前進し続け、時間と共に両輪がかみ合っていくはずです。逆だと車輪は快調には動かなくなる可能性があるのではないでしょうか。

 

「こだわりと誇り」の持つ推進力を改めて感じますが、最近注目されている「パーパス(社会的存在意義)」という言葉から少し考えてみたいと思います。企業の存在意義、社会においてどのような責任をはたすのかを明示が企業に求められるということです。これは言ってしまえばあたり前のことと私は思います。しかし、なぜ注目されるかというと、情報化社会とグローバル化の中で、企業活動は様々な角度と視点にさらされ社会性評価の目が厳しくなっていること、環境や人権など社会性への関心が世界的に高まってきた時代的背景が大きいと思われます。企業の「社会的存在意義」の確立には、「こだわりと誇り」が密接に関係すると思います。自社の「こだわりと誇り」が無ければ、自社の「社会的存在意義」を見出すことは容易ではなく、できたとしても差別化や独自性が弱く他社などに埋もれてしまうものになってしまうでしょう。そしてこれを進めるには、1.市場の中でのポジショニングと、2.人の脳内での認知ポジショニング(パーセプション)という2つの側面での「ポジショニング」視点が重要になってきます。その先に思い描く企業認知や企業ブランディングにつながっていくのだろうと、冒頭の社長様の熱意に触れることで改めて感じることができました。


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