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やはり、各人が一番得意なものに全精力を打ち込んで人に惜しみなく与え、自分の欠陥は人に補ってもらうというのが、道徳教育の基本になるべきである

今週の「言葉」
2022.05.13

「やはり、各人が一番得意なものに全精力を打ち込んで人に惜しみなく与え、自分の欠陥は人に補ってもらうというのが、道徳教育の基本になるべきである」

―本田宗一郎

 

今回は、本田技研工業株式会社の創業者である本田宗一郎さんの言葉をご紹介いたします。実は、本田技研工業が「世界のHONDA」と呼ばれるほど成長したのは、本田宗一郎さんだけの力ではありません。本田宗一郎さんは藤沢武夫さんという人物と出会うことで、本田技研工業を大きく成長させることができたのです。

本田宗一郎さんは、モノづくりに関しては右に出る者はいないほど優れた腕を持っていましたが、こと経営や営業のこととなるとからっきしできませんでした。実際、本田宗一郎さんは「俺はどんな数字でも最後にミリが付いたり、パーセントが付いていれば覚えられるが、最後に円が付くと全然ダメ」とユーモラスに語っています。

そんな本田宗一郎さんを支えたのが藤沢武夫さんです。藤沢武夫さんは技術に関しては門外漢でしたが、経営や営業に関する才能は人一倍ありました。

専門分野が異なる2人が協力したことで「技術の本田宗一郎」と「経営の藤沢武夫」という最強のコンビとなり、HONDAを引っ張っていき、前述のとおり「世界のHONDA」へ成長を成し遂げました。

この言葉で小生が感じたことは、まずは自分が完璧ではないことを認め、自身の長所と短所があると認識し、短所を補完するのではなく、長所を伸ばして、補いあう、支えあうことが大事であるということです。改めて思い返すと、自分の得意領域や分野においては、苦になることもなく、寝食を忘れ没頭しますが、一方、自分の苦手な事について、補う努力をしなくては、と思うものの、何だかんだと理由をつけ、何も進まなかったことが多かったものです。

また、会社の組織構築においても、この本田宗一郎さんの言葉は、非常に理に適っています。組織は、そこに集まる人それぞれが長所を生かしあうことで相乗効果が生まれ、新しいサービスや既存ビジネスの付加価値が誕生します。そして何よりも、従業員さん自身ができていない部分を常にフォーカスされるよりも、できている部分を伸ばし発揮できる方が仕事として楽しいのではないでしょうか。

皆さまの中でも、できていない部分や、自分が完璧ではない、と素直に認めることはなかなか難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの言葉を知り、自分の能力を是認してからは、足りない部分の補完は、素直に人に甘えるが出来るようになり、また自分自身と無理せず向き合うことが出来るようになりました。

まずは、自分を知り、素直に欠点(弱み)を認めることから始めてみてはいかがでしょうか。


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