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GoToトラベルはただちに中止を・・・現場を見ないと対応を誤る

2020.11.24発行 Vol.379

新型コロナウイルスの第3波が拡大しています。ウィズ・コロナで経済と感染のバランスを取る必要があることはいうまでもなく、そのために、感染対策をしながらGoToで経済にも配慮しようとしているのですが、ここにきて感染拡大がひどくなり、その見直しを迫られています。アクセルを踏みながらブレーキを踏むのは難しく、感染急拡大のなか、見直しは当然で、もっと厳しく制限する必要があると私は思っています。
私は、先週金曜日に鹿児島のお客さまで講演をしました。毎年この時期に講演し、もう6年目になります。今年はコロナで難しいかなと思っていましたが、聴衆を半分にし、残りの方はオンラインとする、席と席の間隔を広げるなど感染対策を十分に行い、講演会は無事に行われました。
鹿児島に行くのに、金曜日の午前中に羽田空港から移動しました。翌日から3連休ということもあり、空港は結構な混雑でした。鹿児島便のゲートに行く途中、宮古行き、那覇行きのゲートがあったのですが、どちらも大勢の人でにぎわっていました。
鹿児島で一泊したホテルでも、土曜日の朝7時前の朝食会場はほぼ満席でした。私のようにそのまま帰る人もいるでしょうが、3連休初日ですから、その後鹿児島観光に行かれる人たちも多かったと思います。若い人や中年のカップルが目立ちました。
鹿児島空港から混雑した飛行機に乗り、土曜日の昼過ぎに羽田空港に着いて驚いたのは、駐車場が満杯で、駐車場に入る車が長い列を作っていたことです。
今日(月曜日)は3連休の最終日で、テレビ出演や会議、講演のために大阪に新幹線で移動している途中でこの原稿を書いていますが、朝の東京駅は、かなり混雑していました。
GoToトラベルのおかげもあり、観光地や旅行関連はある程度潤ったと思いますが、コロナウイルスの蔓延は進みました。政府も、GoToキャンペーンの見直しを発表していますが、遅すぎるし、もっと強力にやるべきだと思います。今、それを発表し、実行に移しても、効果が出るのは2週間ほど先です。GoToトラベルに申し込んだ人は、キャンセルしない人も多いでしょう。この先、GoToトラベルは一旦、一切中止するべきです。キャンセル料が発生することを懸念する人もいますが、それは政府が負担し、ホテルなどに支払えばいいのです。GoToトラベルの補助額と変わらないはずです。
旅行業界が大変なことは5月からの3ヶ月間の「旅行取扱状況」が前年比で90%以上マイナスでその後も回復が鈍いことからもよく分かりますが、ここできっぱりと一旦打ち切るべきです。そして、感染をある程度抑えてから再開するべきです。
感染は幾何級数的に拡大するので、これからしばらくの間も拡大が続くと考えられます。政府は、もっと早くから観光地などの現場を見て断固とした対策を打つべきだったのです。
これは企業経営でも同じです。数字だけ見て、現場を見ていないと判断を誤ることがあります。新型コロナウイルス対策だけでなく、経営では判断の遅れが、傷口を大きくし、場合によっては破綻を招くこともあります。数字と現場、その両方をきちんと見て、果敢な対応をとることが大切です。
【小宮 一慶】


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