社長と専務は蒲田工業の将来に関して、ビジョンの策定を進めています。

蒲田専務 「今後は、社としての将来の理想像を具体的に表現できるようにしていかないといけません。10~20年後にどうなっていくか、そこがまだ表現しきれていないかなと感じています。

野間さんには、蒲田工業の未来をつくる部分を引き出してほしいですね。私だけではどうしても蒲田工業の視点になってしまうので、社会全体を見ながら、時代に合っているのかどうかといった視点での意見をいただきたいです。あとは、幹部候補の素質などの体制を作る上での相談もしたいですね」

蒲田社長 「私も調査段階までは行ったのですが、海外進出については考えていく必要があると思います。製造業であることを考えるとこのまま日本だけで良いかというと、そういう時代ではないかなと。ただ人材面や金銭面などのことを考えると経営者としては難しい判断が出てくることになります」

変化に強い会社作りを目指す蒲田社長は、今後もさらに良い会社にするために余念がありません。

蒲田社長 「野間さんとは今後も専務を含めて3人で話をする機会をもっと設けて、いろいろな話を聞かせてもらえたらいいなと考えています。5年後に良い話を聞いても意味がないので、まさに今、これからさらに勉強をして、良いものはすぐに経営に活かしたいですね」

事業承継の取り組みを進めながら強固なものになっていった信頼関係は、蒲田工業の未来に向けて活かされています。会社にとって重要な期間となる2026年までの5年間においては、社員を巻き込みながらこの信頼を増幅させ、ビジョンの具現化を目指します。