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経営者や経営コンサルタントが学ぶべき3つのこと

2021.06.22発行 Vol.393
セミナーなどを通じて、経営者の方にはこれから述べる3つのことを学んでくださいとお願いしています。これらは、当然、経営コンサルタントが学ばねばならないことでもあります。それらは、「新聞などを通しての生きた経済や社会の動きを知る」、「経営の原理原則を学ぶ」、「何千年もの間、多くの人が正しいと言ってきたことを学ぶ」の3つです。
 
一つ目の「経済や社会の動きを知る」ことですが、経営の根幹は、社会やお客さまのニーズにこたえた商品やサービスを提供することです。ドラッカーの言うマーケティングです。さらには、社会の動きを見極めて、新しい価値を提供するために、商品やサービス、組織、製造方法、流通などを大きく変えることです。これはイノベーションです。そのためには、世の中の動きを見極めなければなりません。これはなかなか難しいことであることは言うまでもありませんが、その難しいことをするのが経営者です。
 
そのためには、新聞の大きな記事は、毎日リード文だけでもいいから必ず読む、NHKなどのニュースをきちんと見るなどが必要です。
 
さらには、経済を学ぶことは、「頭を良くする」ことにもつながります。私は大学で法律学を、それ以降、会計学や経済学を学んできました。明治大学会計大学院の特任教授や名古屋大学経済学部の客員教授もしてきましたが、哲学と並んで社会科学で経済学ほど難しい学問は少ないと思います。ノーベル賞があるのも納得できます。変数がやたらに多いからです。そうした意味で、当社で主催しているいくつかのセミナーのように生きた経済を仮説を立てながら学ぶことは、「思考力」を高めるとてもいい機会だと考えています。
 
2つ目は「経営の原理原則を学ぶ」ことです。経営者の仕事は判断ですが、経営の原理原則を理解することなしには、物事を決めることはできません。経営には原理原則があります。もちろん、それは一つではありませんが、それらを目の前にある事象を判断するときの基準とするのです。
 
私にとって、一番いいと考えるのはピーター・ドラッカーの書物ですが、結構難しいと感じる人も少なくありません。一倉定先生の本も良いと思います。当社のセミナーでは私の本をテキストに使うことも少なくありません。
 
当社の若いコンサルタントには、「分からなかったら、やろうとしていることが『お客さま第一』かどうかを考えるように」とよく話します。原理原則の根幹です。
 
いずれにしても本質です。よくいろんな会社に連れて行ったり、事例を見せるコンサルタントがいますが、その際に、本質まで落とし込まないと、本物ではありません。事象は見ていて「面白い」ですが、それだけではまねができないものがほとんどです。本物と偽物の違いは本質を理解しているかどうかです。そのためにも原理原則を学ぶ必要があるのです。
 
3つ目は「何千年もの間、多くの人が正しいと言ってきたこと」です。これなくして、本当の正しい判断はできません。そしてこれらが、真の意味での成功の原理であることは、渋沢栄一翁、松下幸之助さん、稲盛和夫さんたちの成功を見ても明らかです。人間として何が正しいかということがない限り、本当の成功はないことを理解し、儒教や仏教、キリスト教など、多くの人が長い間「正しい」と言ってきたことを学ぶ必要があります。そのためには、それらの古典やその解説書などとともに、考え方をベースに成功した渋沢翁、松下さん、稲盛さんなどの本がとても参考になることは言うまでもありません。
 
いずれにしても、ここで挙げたことは一朝一夕では身につくものではありません。また、ちょっと新聞や本を読んでの「分かったつもり」もとても危険です。毎日コツコツ勉強し、そして実績を出し続けて、はじめて「分かった」ということでしょう。
小宮 一慶

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