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スケジュールを立てることは理想の自分を創ること

経営のヒント
2024.06.06

私は顧問先の社員研修などで一週間のスケジュールを立てることを推奨しています。

今後の予定を見越して一週間で何をすべきか明確にして、それをどの程度の時間でどのタイミングで実施するのかを決めます。これを一日一回メンテしながら一週間を過ごします。そしてそれは勤務時間内だけでなく、朝や夜、休日においても同様で、詳細なスケジュールを立てるようにします。

プライベートも含めて立てた詳細なスケジュールは、一週間を振り返ってみてこの時間の使い方だったら後悔しないというものになっているはずです。つまりそれは理想の自分 の一週間の過ごし方になっているはずです。自分の理想の一週間の過ごし方をイメージしてスケジュールに落とし込み、日々それを意識することを継続することで理想の自分に近づくことができるはずです。

この一週間のスケジュールの中で特に重要だと感じているのはプライベートの時間の使い方です。
”夏を制する者が受験を制する“という言葉をご存知でしょうか?
夏に一生懸命勉強すれば受験が上手くということを示唆する言葉です。学校のある期間は授業もあるし、差がつくのは放課後の数時間だけです。しかし夏休みは終日自由です。朝から夜中まで勉強する人も居れば、ずっとユーチューブとスマホゲームをしている人も居ます。だから差がつく訳です。

社会人に置き換えるとどうでしょうか。勤務時間内は当たり前ですが仕事をします。昼寝したりマンガを読んだりすることはできません。だからある程度のことは何もしなくてもやりますし差もつきにくいです。しかしプライベートでは何をしようと自由です。前述のようにずっとユーチューブ見ることも出来ますし好きなだけスマホゲームをすることもできます。一方でその時間を仕事の役に立つ自己啓発の時間に充てることもできます。この自由な時間の使い方こそが人生における大きな差に繋がります。

私は別にプライベートの時間を仕事のためだけに投入すべきだとは思いません。大切なのは後で後悔しない納得感のある時間の使い方ができたかどうかです。計画的でないとプライベートの時間も場当たり的では非効率になることが多いです。例えば休日の朝9時に遠方で面白いイベントがあることに気づいても、そこから準備していては間に合いません。行けたとしてもスタートが遅いと渋滞に巻き込まれ、イベント会場も行列ができているので無駄な待ち時間が増えてしまいます。結果、更に腰が重くなりどこにも出かけずに終わるというのが関の山でしょう。

このようにスケジュールを立てることで、場当たり的な時間の使い方から計画的な時間の使い方に変わります。私自身もスケジュールを立てるようになってからインプットもアウトプットも格段に増えました。もし場当たり的な時間の使い方をして後で後悔するということに心当たりがあるようであれば是非一週間のスケジュールを立ててみてください。

 


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