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年間10大ニュースで深める相互理解と組織の絆

知恵のバトン
2024.12.24

あと数日で2024年も終わります。今年は皆さんにとってどのような一年だったでしょうか?

弊社代表の小宮は、毎年一年間の「10大ニュース」を作成し、この一年で人生のステージが上がったかどうかを確認することを推奨しています。
私自身も2017年から取り組み、今年で8年目になります。
過去のスケジュールを振り返りながら作成すると、「そういえばこんなこともあったな」と思い出され、非常に良い振り返りの時間となります。

今回改めて過去の10大ニュースを見返してみると、仕事面では大きなセミナーに登壇、社外取締役への就任、顧問を務めるお客様の成果などが挙げられます。
一方、プライベートでは子どもの成長や受験、新居への引っ越し、出版などが上位にランクインしていました。
このように10大ニュースを振り返ることで、それぞれの年がどのような一年であったかを鮮明に思い出すことができます。
自分の人生の足跡を辿るという意味でも、この取り組みを継続することは非常に意義深いと感じています。

私は定期的に研修を行っている企業で、年末年始に10大ニュースを発表し合うことを恒例にしています。
これにより、メンバーそれぞれの一年を共有し、仕事だけでなく趣味や家族のことなど、意外な一面を知る機会となります。

例えば、陰で努力して資格に合格した話、仕事でチャレンジし成果を上げたエピソード、さらには取引先を失った苦労や自身や家族の病気といった困難な体験もあります。
それらの話を聞くことで、「あの成果の裏にはそんな努力があったのか」や「あの時元気がなかった理由はこういうことだったのか」といった背景が見えてきます。
どんな人でも、一年の間には様々な出来事があり、全く平凡な一年というものはありません。
その激動の一年が10大ニュースを通じて共有されることで、お互いの理解が深まります。

このように、嬉しいことも辛いことも働く仲間と共有することで、相互理解が深まり、組織としての一体感が醸成されます。
最近では、コミュニケーションのデジタル化や業務効率化が進み、かつてと比べて業務に関係のない会話をする機会が減少しているように感じます。
しかし、そのような一見業務と関係なさそうな会話こそが相互理解に繋がり、組織の結束力を高めるものだと思います。

2024年を振り返り、2025年に向けて結束を固めるためにも、ぜひ10大ニュースを社内メンバーで共有してみてはいかがでしょうか。

平野 薫

 

 


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