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精農は土を作る。駄農は草(野菜)を作る。

今週の「言葉」
2022.04.08

今週の「言葉」

 精農は土を作る。駄農は草(野菜)を作る。」

出典:農家に伝わる諺

 

農学部の学生だった際、講義中に聞いた言葉です。良い農家は良い土を作りに一生懸命になり、その結果、長期間に渡って沢山の収穫物(野菜)が採れる。一方、駄目な農家は収穫物(野菜)のことばかり考え、土作りを疎かにしてしまうため、いずれ土が痩せ収穫物(野菜)が採れなくなってしまう。だから一生懸命土作りをしなさいという意味です。

これは農業に限らず会社経営にも同じことが言えると思います。会社経営に当てはめると土は人材、収穫物は売上・利益です。良い経営者は人材作りに手間暇をかけ、結果長期間に渡って沢山の売上・利益を得ます。一方、駄目な経営者は売上・利益のことばかり考え、人材を蔑ろにしてしまうため良い人材が居なくなり結果的に売上・利益をも得られなくなります。

以前、ある有名な一部上場企業の幹部研修に参加したことがあります。その研修は選抜された幹部候補6名が一年間を通じ、毎月2日間掛けて実施しているものです。当日会場に到着するとその企業のオーナー経営者が席に座っていました。冒頭に挨拶して帰るのかと思いきや、朝から夜9時に至るまで様々な視点で質問を繰り返し2日間フルで参加されました。途中で伺ってみると毎月2日間フルで参加しており、他のもう一つの終日の研修にもフルで参加しているということでした。

世界中でビジネスを展開し何十社ものグループ会社を抱えている経営者なので暇なはずはありません。ご本人は人材育成が趣味みたいなものと軽くおっしゃられていましたが、人材にかける並々ならぬ熱意があるからこそ貴重な時間を割いて参加されているのだと思います。

私もお客様の企業で人材育成の研修をさせていただくことがあります。その際に、経営者も一緒になって参加し、本気で議論に参加する会社は当たり前ですが社員の本気度が違います。農家が土を作るように企業経営者は人を作ることに手間を掛けないと良い業績を得られないと思います。


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