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偉大な企業になれるかどうかの一番重要な指標は、バスの重要な座席にふさわしい人材が埋まっている割合だ

今週の「言葉」
2022.05.27

偉大な企業になれるかどうかの一番重要な指標は、バスの重要な座席にふさわしい人材が埋まっている割合だ

出典: ジム・コリンズ他『ビジョナリー・カンパニーZERO』 (日経BP)

 

【ビジョナリー・カンパニーZEROについて】

『ビジョナリー・カンパニーZERO』は、『ビジョナリー・カンパニー』シリーズが発行される前の1992年にジム・コリンズが記し、日本語訳されずにいた名著『Beyond Entrepreneurship』の改訂版。ビジョナリー・カンパニーの原点とも言える書籍です。スタートアップや中小企業が偉大な企業になるためには何が必要なのかということがこの1冊に凝縮されています。これまでのシリーズでは、小さな企業にフォーカスしたものはなく、とても興味深い内容となっています。

 

【今週の言葉について】

・まず人を選ぶ
「今週の言葉」についての内容を説明する前にお伝えしたいことがあります。それは本書において、「今週の言葉」が、本題の一番はじめの章に書かれているということです。ビジョナリー・カンパニーという書籍であるにもかかわらず、ビジョンの章やリーダーシップの章よりも前の章で「人材採用」が書かれているところに注目して頂きたいのです。

私は『まずは目的(ビジョン)から』と考えていたのですが、ジム・コリンズは「『まず目的を選ぶ』から『まず人を選ぶ』への発想の転換が必要だ」と言っています(ここからジム・コリンズ自身も、当初は目的(ビジョン)が先に来ると考えていたことが伺えます)。

また「最高の人材が揃っていなければ、最高のビジョンがあっても意味は無い」とも言っており、それだけにとても目を引くポイントで、小さな企業が偉大な企業になるためにこの言葉がどれだけ重要なポイントであることということが想像できます。

 

・幸運な出会いを活かす
「誰をバスに乗せるか?」これは『ビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則』に登場するとても有名な言葉です。「今週の言葉」はそれをさらに踏み込んでいます。

『ビジョナリー・カンパニーZERO』では「90%以上が埋まっているか」が基準であると言っており、重要な座席(ポスト)の定義として以下の3つを挙げています。
1.人財に関わる重要な意思決定をする権限がある。
2.この職務での失敗は、会社全体に重大なリスクあるいは大惨事を引き起こす可能性がある。
3.この職務での成功は、会社の成功に極めて大きな影響を与える可能性がある。

 

一方で皆さんが一番気になることは、こういった人材とどう出会い、どうやって採用をするのかということではないでしょうか。もちろん、この点についても言及されており、ジム・コリンズはそれを「幸運な出会いを活かす」と表現しています。わかりやすく言いますと、常に採用の門戸を開けて、そういった人材がいるのではないかとアンテナを立て続け、探し続けるということです。よくあるケースは、ポストに空き出たので採用をするというケースではないでしょうか。それでは幸運な出会いを逃してしまうということなのです。

ぜひ一度、この指標について検討してみてはいかがでしょうか。


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