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社員旅行で意識の共有を

小宮一慶のモノの見方・考え方
2026.05.25

先週末、長年の顧問先さんの社員旅行に同行して沖縄に行きました。この顧問先さんは、当社の創業以来の顧問先さんで、お付き合いはもう30年ほどになります。先代社長にはとても世話になり、以前は20年間ほど毎月経営会議に参加していましたが、今では当社の別の社員が担当しています。ただ、私も社外取締役として年に2回は会議に出席し、その他に経営方針発表会や忘年会にも参加しています。

この会社の社員旅行には、中国、グアム(2回)、サイパン、台湾などにこれまで参加しました。とくに、25年ほど前に行った中国は今でも印象に残っています。セキュリティの厳しい北京の人民大会堂で行われたこの会社の50周年を記念するイベントでしたが、旅行に参加した社員全員が集まる盛大な夕食会に参加したのを今でもよく覚えています。

今回は2泊3日で沖縄でした。2日目にゴルフを予定していたのですが、雨で中止になり、その代わりに美ら海水族館を訪問しました。私はこの水族館は2回目だったのですが、前回同様、ジンベイザメはとてもインパクトがあり、イルカショーは結構楽しめました。最終日はジャングリアを訪れました。初日に、ジャングリアを運営するジャパンエンターテインメントの幹部の方から、コンセプトなどを1時間半ほどレクチャーを受けていたこともあり、雨の中でしたが、結構楽しめました。いろんな評価も受けており、雨対策などでもう少し工夫が必要ですが、アトラクションの満足度は高いと感じました。

最初の夜は、宿泊したホテルのプールサイドでの全員そろってのバーベキューでしたが、おおいに盛り上がりました。

この顧問先さんでは、今回は1班と2班に分けて合計で100名以上が参加されたとのことですが、やはり、こうやって社員旅行など社員さんを含めた会社イベントを定期的に行っている会社は活気があると思います。

私はよく、コミュニケーションは「意味と意識の両方」というお話をします。「○○をしてください」ということなどは「意味」ですが、皆さんもご経験があるように、同じことでも好きな人に言われたら喜んでやるけれども、嫌な人に言われたらやりたくはありません。これは、「意識」の問題です。コミュニケーションには、意味だけでなく意識の共有が必要なのです。

今回の顧問先さんのように、社員旅行を定期的に行うことや、経営方針発表会、忘年会などは多くの社員の意識を共有する良い機会です。私の経験では、こういう旅行だけでなく、部門間をまたいだ研修などでも意識の共有をとてもうまくやっている会社もあります。意識が共有されると、普段のちょっとした仕事だけでなく部門間をまたいだ仕事などがうまくいくことも少なくありません。

社員旅行や懇親会などの話をすると、「今の若い人たちはあまり参加したがらない」という話を聞くことが少なくありません。確かにそういう面もなくはないと思います。しかし、そのような人たちでも、家族や友達、恋人などとは旅行や宴会はします。全くそういうことに興味がないという人は別にして、多くの人は好きな人たちとは旅行も宴会もするのです。そういった意味において、普段から会社をもっと好きになってもらうことをすることが必要です。ちなみに当社では、月に一度、お弁当を注文して、全員が集まるランチ会を開きます。誕生日の人がいる月にはケーキも出ますが、そこでは数チームに分かれてたわいないことを話しています。社員からの発案ですが、とても良い機会だと感じています。

小宮 一慶

 


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