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オーディオブックを活用したインプット方法

知恵のバトン
2022.12.13

今日は脳のトレーニングの一環として、音声によるインプットについて記載してみたいと思います。
紙の本、電子書籍、それぞれの良さを認識しつつ、今日は音声について書いてみたいと思います。
アマゾンAudibleや、オーディオブック.jpと言うプラットフォームがあります。

 

■オーディオブックによるインプットのメリット
一つ目は、こちらがストップするまで強制的に流れ続けるという点です。
オーディオブックによるインプットのメリットは、自分自身が疲れてしまったとしても音は流れ続けるので必然的に読まざるを得ないと言う点です。
紙や電子書籍の読書だと、疲れてしまった時や、どうしてもやる気が出ないときには読むことをやめてしまいます。

つまり能動的で読むと言う行為をしなければインプットが続かないと言うことです。
これに対してオーディオによるインプットは、よくも悪くも自動的なインプットであるため、

こちらの状態に関係なく音が流れ続けると言うメリットがあります。
私なんかは意思の弱い人間なので、能動的な勉強が長続きしない場合が多いです。

このような時にオーディオでとりあえずと音を流してみると意外とインプット効果があることに気づくのです。

2つ目のメリットとしては、学ぶ場所と場面を選ばないと言うことです。
よくあるシーンとしては、通勤通学中のインプットなどです。

または家事をしている間にインプットするというやり方も有効です。
また車での言うことを余儀なくされる営業マンの方にとってみれば、

車での移動中にインプットができるということで非常に効果的なのではないかと思います。
私も車での移動中に、渋滞に巻き込まれてこのオーディオによるインプットで

非常に渋滞の時間を有意義に過ごすことができました。
すきま時間や、本来はただ待つだけであったり無駄になってしまうような時間を活用してインプットできるということで非常に重宝します。

 

■倍速にチャレンジ、その先も
オーディオでの倍速インプットは、筋トレのようにはまってしまう人もいます。

といつつ私自身がそうなのですが、オーディオブックで購入したものは、倍速でMP3データに落とすことができます。
倍速でMP3データに落としたものを、4倍速で再生できるアプリなどで再生をすると8倍速で聞くことができます。
もちろん8倍速で聞くなんて最初はできるわけもなく、たまにやってはみるもののほとんど理解できずに終わってしまいます。
しかしながら通常4倍速までの再生のところを、5倍速6倍速とやってみると徐々に理解が進んでいきます。

そうするとまた4倍速に戻って聞いてみると前よりもかなり理解度が高まっていることに気づきます。

 

■オーディオインプットという受動的な環境を能動的に作る
先ほどもメリットの部分で述べたようにオーディオでのインプットは、自分の意思にかかわらず音が流れてくるので受動的なインプットと言えるでしょう。
しかしそのインプットは自分の選択でその書籍などをオーディオで流すと言うことを決めていると言うことで、

その環境設定自体を能動的に設定すれば良いと言うことです。
ランニング中にオーディオブックを聞く、ストレッチをしている最中にオーディオブックを聞く、

移動時間でオーディオブックを聞く、子供と公園で遊ぶときにオーディオブックを聞く、夜1人で酒を飲んでいるときにオーディオブックを聞く、お風呂に入っているときにオーディオブックを聞く、寝る前に寝落ちするまでにオーディオブックを聞く。
このように様々な場面で、オーディオブックが入る隙があります。
日々の生活の中で、隙を見つけてはオーディオブックで介入させるというやり方も能動的にインプット環境を作ることに役立つでしょう。

 

■オーディオインプットの注意点
以上のようにオーディオによるインプットはかなり効果的なものであると考えていますが、注意点があります。

四六時中イヤホンを付けていると、家庭内の印象が良くありません。
家庭内での十分なコミニケーションを行い、その上で自分自身の時間をより効果的に過ごすためにオーディオブックを活用すると良いでしょう。
例えば、本当は夫婦でお酒を飲む時間を、1人でオーディオブックを聴きながら飲む時間に変えてしまうと家庭環境が悪化します。非常に当たり前の話ではありますが。
また、安全面でも注意が必要です。歩いている時や、自転車に乗っている時、車での移動中などでオーディオブックを活用としたインプットをしている際にその内容に集中しすぎて注意力が散漫になってしまうことに注意しなければいけません。

 

このような点に注意すれば、きっと皆さまの生産性を向上させることにもつながるよいインプットになることと思います。


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