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新卒採用のあまり知られていない効能

知恵のバトン
2021.02.24

今回は、新卒採用のあまり知られていない効能についてお伝えできればと思います。
これまで多くの企業に訪問させて頂きましたが、新卒採用を実施している企業の多くが、今回お伝えする効能をあまり得ることができていないと感じています。
一方で、この効能は、特に中堅・中小企業にお勧めの効能だと考えています。その効能とは何か。それは、「理念・ビジョンの共有の場になる」という効能です。
新卒は中途に比べ、自社の色に染めやすいというメリットがあります。多くの企業はここに着目して、新卒採用を行っていると思います。
また多くの企業が、採用活動に対して、効率的に行うために、最小の人数で採用活動を行っているケースが見受けられます。これらの考えは、私に言わせるととてももったいない状態です。
それはなぜかというと、この状態は先述した「理念・ビジョンの共有の場」としての効能が発揮できない状態になってしまっているからです。
何を言っているのかというと、新卒を採用するというプロセスの中に、自社の理念やビジョンを浸透させるための要素が、実は多く詰まっているのです。
具体的には、採用活動をプロジェクト化し、キックオフミーティングを行い、そこで、なぜ自社が新卒を始めるのかという目的を共有します。
新卒の成長を考えると、5年後・10年後の自社の姿を見据える必要があり、自社のビジョンの話がここに紐づいてきます。
また、自社に合う新卒を採用しようとすると、その見極めや惹きつけが重要になります。その際に、自社の理念からどのような人物を採用すべきかをすり合わせる必要があります。
また、学生を惹きつけるには、自社の魅力や仕事のやりがいを語らなければなりません。その際に、自社にどういった魅力ややりがいがあるのかを検討する必要があります。
そこで、この効能を得るためには条件があります。それは、採用活動の社内での優先度を上げ、できるだけ多くの社員(できれば優秀な社員)に参加してもらうということです。
上記のような検討やすり合わせを行うプロジェクトに自社の社員に積極的に参加してもらうことで、その社員がより自社の理念やビジョンについて考える機会が得られ、その浸透につながるということなのです。
さらに新卒採用活動の良いところは、検討した内容をアウトプットする場があるということです。
具体的には、説明会や面接で実際に学生から質問され、それに答えなければなりません。
そこで自身が話したビジョンの話ややりがいの話をしたら、学生の表情がキラキラしたものに変わった。
そんな体験をした社員は、何とも言えず嬉しい気持ちになり、自社は良い会社だ、自分の仕事は良い仕事だという認識を持つようになります。ここが一番大きなポイントです。
このように新卒採用活動には、自社の理念やビジョンを浸透させるための要素が多く詰まっています。
以前、私が取引をしていた企業では、人を採ることよりもこちらを重視している会社もありました。
新卒採用を行っている会社は、ぜひ試して頂きたいと思いますし、新卒を実施していない企業は、このような効能があることを認識して、理念・ビジョン浸透活動のひとつの選択肢として考えて頂けると嬉しいです。


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