KCクラブのWEB動画(弊社小宮の8分程度の動画)にあったように
なれる最高の自分になる、経営者の方や経営者を目指す方であれば自分自身がなれる最高の自分になることによって会社をなれる最高の会社にするために、正しい努力を積み重ねることが大切です。
例えばプロサッカー選手になるためには、サッカーの練習を効果的に行う必要があるように
目的にあった正しい努力を積み重ねる必要があります。
経営を志す経営者の正しい努力は
① 新聞を読む(世間の関心に自分の関心を合わせる)
② 経営の原理原則を学ぶ(ドラッカー、松下幸之助さん、稲盛和夫さんの書籍など)
③ 古典に触れることで「正しい生き方」を学ぶ (人が何千年もの間正しいと考えてきたこと(成功の原理原則)を学ぶ)
の3つであるとKC(小宮コンサルタンツ)では考えています。
そのためKCクラブでは、主に経営を志す経営者の方や経営陣の方、また経営に興味のある方に向けて正しい努力の継続と支援ができるように伴走していく所存です。
まず、①新聞を読む ということに関しては、毎週のトピックになる経済数値をリストアップしてご提供するとともに毎週、主にその週の経済のトピックを中心として経営、自分事、自社事につなげる考察をご提供します。
また、②経営の原理原則を学ぶ については、このコーナーでご紹介をしていきます。今回は、「正しい努力の積み重ねと将来ビジョン」としてKCクラブの取り組みとつなげて説明をしています。
③古典に触れることで人格を学ぶ については、書籍紹介のコーナーでわかりやすい・とっつきやすい良書の紹介を行っていきます。
こちらを読んでいただくこと、及び興味をもっていただけたならば書籍を実際に読んでいただくことによって積上げていくことができます。
さて、ここまでは正しい努力の積み重ねとKCクラブとのつながりについて記載しました。
ここからは、「将来ビジョン」とのつながりについて述べていきたいと思います。
将来ビジョンとは、今後のKCクラブにて具体的にお伝えしますが「具体的な将来像」(なりたい姿、あるべき姿)のことです。
例えば、会社であれば5年後、10年後、20年後など一定の時期に「何を強みとして」「誰に」「何を売っているか」という会社の方向付けと
それを実現するためには、どのような「人」「モノ」「カネ」が必要なのかという内部体制についてまでを具体化させたものです。
「今週の経済の動き」でもお伝えしたように、会社の将来ビジョンをどの程度の時間軸で、どの程度の具体化レベルで考えるかによって飛び込んでくる新聞の記事の幅が異なります。
個人においても同じことです。個人として、どのような環境でどのような仕事をして誰に貢献しているのか。その時の自分自身の経験や知識、体力、財産状況はどうか、家族、友人はどんな状況か、など、将来の自分のありたい姿を具体化することです。
なぜ、ビジョンが正しい努力の積み重ねと関係するかというと、当たり前の話ですが先ほどのサッカー選手の例で言えば、サッカー選手になるというビジョンがあるからこそ、サッカーの練習をするという努力が具体化されたわけです。
また、サッカー選手だけではなく、それをスペインリーグでサッカーをして得点王になる、というような具体化レベルまで落とし込むとスペイン語の勉強や、サッカーにおいても点を決めるポジションにターゲットを絞った練習をするようになるわけです。
将来ビジョンが具体化されればされるほど、努力(行動)もより具体化されてくるということは経営も個人においても同じことです。もちろん将来ビジョンは仮説です。実際にその通りになることはかなりの確率で難しいものかもしれません。
しかしながら、仮説をもってビジョンをもって経営や人生に向き合うことで、今までたたなかったアンテナが立つようになります。
そのアンテナが皆さんを、そして皆さんが働く会社をビジョンがない成り行きの姿よりも高い確率でより良い姿に持っていきます。
また、ビジョンのもとになるものは経営で言えば経営理念(ミッション)=企業の存在目的です。そして、個人であれば人生の価値観、ということになるでしょう。なんのために生きるのか、なんのために会社を経営するのか、この原点に立ち返って理念・価値観を持ち、それに素直なビジョンを立てることです。
そうするとビジョンの実現に向かうエネルギーが湧いてくると思います。本当に実現したい未来であればあるほどに、エネルギーが湧いてきます。
それを信じて、ビジョンをもってお互いに頑張ってまいりましょう。